一昨年来、この地区大会誘致に向けて現役の皆さんが一生懸命頑張っていると言うことを聞きいていました。ちょうど創立65周年の年に地区大会と言うことでOBの一人としても非常にうれしいことですし、ぜひ全道の同士の皆さんが来られる地区大会は、苫小牧らしい地区大会を作っていただき皆さんの思い出に残る大会にしてほしいと心から願っています。

■地区大会の思い出

私が経験した最初の地区大会は、20代の時でした。私は入会してからまもなく2年間休会をして仙台の支店に行っていました。私が苫小牧に帰ってきてすぐ地区大会がありましたが、当時の苫小牧青年会議所の理事長が松井さんで、日本の会頭が麻生先生の時でした。そのときの大会で、私はいきなり総合司会を担当する事になりました。自分としてはやはりそのときの地区大会の思い出が、他のLOMで主管した地区大会に参加した時以上に印象的でした。当時まだ20代で、2年間もいなかったメンバーにく総合司会をさせたなと思いました。しかし当時のキャビネットの皆様の決断に感謝していますし、そのときの大会が一番思い出に残っています。後は日本の地区担当で地区会長をやったときに小樽で開催をした地区大会もまた別な意味で非常に記憶に残っている大会です。一つひとつの大会を語らせたらきりがないくらいに、いろんな思い出がありますが、やはり地区大会というのは現役時代年に一度、みんなで参加して欲しい。いろんな場面があって、毎年主管するLOMで大会のキャラクターがずいぶんと違うものだなという印象を持ちながら、学びもしたし、楽しませてもらったというのが地区大会の思い出です。

■2018年苫小牧大会

全道、または全国規模の大会をやることによって苫小牧市における経済効果というものは十分ありますし、特にJCは20代、30代のメンバーで全道から集まっていただけるので、苫小牧の「今」に触れてもらうという効果が非常に大きいなという風に思っています。苫小牧のことは新聞等で色々読んでいるけれども、初めて苫小牧に来たという人も全道規模の大会になると結構たくさんいるので、そういう人たちに良い印象を持って行ってもらうというのは、主管する苫小牧のメンバーの一場面一場面のおもてなしというのがポイントになります。そういう意味でもぜひ苫小牧という都市の印象、良い印象をもってもらうというためにも期待もしておりますし、色々な意味で頑張ってほしいと思っています。

■創立65周年を迎える苫小牧青年会議所

65周年という節目を通るときに、この節目からいかに力強い芽が出せるかということが一つのポイントになると思っています。ぜひ20代30代で構成する青年会議所メンバーですから、今苫小牧も人口減少時代に入り、これからJC世代が担っていくまちづくりに対する思い、心構え、気持ちをしっかり発信させられる節目、そして市民に、あるいは行政にそういう思いを発信する節目にしてほしいと思っています。我々が現役の時もそのような思いで周年という節目を迎えた記憶もありますので、JC世代だから発信出来ること、JC世代だから行動できることをアピールする一年にしてほしいなと思っています。

■苫小牧青年会議所 現役メンバーに向けて

青年会議所運動も長い時間の中で、様々な変遷がありましたが、今これからの街のイメージ作り、苫小牧作りを担うにあたって、20代30代のJC世代が考えること、また行動することというのは非常に大きな意味があると思っています。そういった時代認識、苫小牧の現状認識をメンバーみんなで共有しながら、JC世代だから出来る発信をぜひ市民の皆さんに向けて出してほしいと思っています。私はOBの一人としても十分期待をしているので、ぜひ現役の皆さんにはそういった「期待・想い」また大勢の市民の「期待・想い」に応えうる活動に励んでほしいなと思います。

岩倉博文先輩インタビュー  苫小牧市役所にて

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