今回地区大会の主管に立候補するにあたり、前年度の青山歴代理事長も一緒の考えだと思いますが、吉本歴代理事長から始まる「苫小牧が地区大会を取りに行くぞ」という想いはずっと引き継がれてきました。私も吉本歴代理事長も同じ2004年に入会しましたが、その年に前回大会主管のLOMとして前線に立ってこられた先輩方に育てられました。先輩方は本当にカリスマ性を持った方々ばかりでしたし、LOMの中にこんな人になりたいと思わせるような先輩たちが沢山いました。それから10年以上が経ち「自分達も地区大会をやらないで卒業する」となった時に、やはり地区大会がもたらしてくれる最も大きな効果である人の成長、この事を自分達の後輩に残したいという思いがありました。2004年の大会を体験して、あれだけのカリスマ性を持った先輩方が引っ張ってきた青年会議所を見てきた人間として、後輩たちにあのような先輩たちのようになって欲しいと思います。私たちは再び主管をする事は出来ずに卒業してしまいましたが、せめて後輩たちにはやらせてあげたいという想いだけが強くありました。
この地区大会を経て行く中で、皆それぞれ様々な役職が与えられ、それを全うして行く訳です。しかし、それは今までに経験した事がないような高い壁だと思います。そしてその壁を乗り越えた時、他のほとんどの事は「たいした事はない」と思えるようになると思います。そうしてまず、一人ひとりが大きな人間になって欲しいと思います。そして高い壁を乗り越えて大きな人間になったその後に待ち受けているのは、何をやるかという事です。今までにない高い壁を越える事が出来たのならば、その後に出来る事、見る事が出来る景色は遥かに広がります。つまり一人ひとりのやる気次第で今は想像できないような事が出来るのです。私が当時理事長方針として書かせていただいたように、まだ見ぬ景色を目指して欲しいと思います。
 目の前に迫った地区大会が、怪我無く、病気をする事なく無事に成功する事を心から願っています。この地区大会を本気で取り組んでみると見えてくる景色も変わってくるのではないかと思います。私は青年会議所とは人作り団体だと思っています。今年の地区大会を経て人間的に一回りも二回りも大きく成長していって欲しいと思います。体にはくれぐれも気をつけて、皆の今後の活躍に期待しています。

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