この度、突然携帯に知らない番号から着信があり電話に出てみると苫小牧青年会議所LOM運営委員会の玉川委員長とのことでした。          
北海道地区大会苫小牧大会当時のこと、現役メンバーに伝えたいこと等を話しをしてほしいとのことで2、3の質問に答えるくらいのことと思い来訪を了解しました。
実際に会って話しを聞いたところ原稿を書いて下さいとの依頼で大変な依頼を受けてしまいました。
しかしながら次回の苫小牧大会を成功させるという意気込みや情熱を感じ微力ながら参考になるならと思い当時のことを振り返らせて頂きます。

今から13年前の苫小牧大会、細かいことはほとんど覚えていません。
フォーラム部会の部会長として講師選びに大変苦労しました。元プロ野球選手の星野仙一氏から始まり様々な方に依頼をいたしましたが、なかなか決まらず最後は当時の渡辺理事長、工藤副理事長と私の3人で東京の㈱サラヤの更家社長に日帰りで依頼しに行きました。
そこで私たちの思いが伝わり、やっと決まったことを覚えています。
講師が決まると資料作りで、資料作りは細かいものも入れると100枚くらい作ったのを記憶しております。
資料が出来上がると上程で、まずはLOMでの上程。
各部会ごとの上程で決めることがたくさんありますからいつも1時、2時くらいまで会議をしていました。
LOMでの上程が終わりましたら今度は地区での上程です。
この場では、どちらでもいいじゃないかということをつついてきます。
最初はただの屁理屈を言われているだけじゃないのかとか、なんでわからないのだろうと思いました。
しかしその様な質問には意味がありました。
その案件に対してのこちらのこだわりや情熱、気概を確かめる為の質問であったとわかりました。
それまでは実際どちらでもいい変更ならば意見を考慮して変更してもかまわないというスタンスでした。
ですからこれでなければダメなんだ、これでなければ伝わらないんだという思いが不足していたんだと考えます。
それがわかったのが地区での上程でいつものようにつつかれていた時、工藤副実行委員長が地区の役員の前で大きな声で顔を真っ赤にして、これでなければダメなんだ、私達の思いはこうなんだと力説した時でした。
ちょっと前までもめていた案件が、それを境に地区役員全員がそれでいきましょうとなったのです。思いがあれば伝わるのです。
上程も通りリハーサルを行い、いよいよ大会当日です。
当日は十分にリハーサルを行い、また手の空いた者は他の部会に手伝いにまわり、お互いに協力しながら成功に終わることができました。
今振り返ってみますと大会当日よりも準備が大変でした。
しかしながら準備の時に作成した膨大な資料がここで大変役にたちました。
準備に手を抜かず皆で納得するまで話し合い念入りにしていけば必ず大会は成功します。

最後に、現役メンバーの皆さんが英知を結集すればすばらしい大会になると思います。そして、それを実現する為には行動する勇気、最後に必ず成功するんだ、大会に参加していただいた方々に私たちの思いを伝え必ず持ち帰っていただくんだという情熱をもって大会に挑んで頂きたいと思います。

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