柏木 重則
平成20年5月6日
本年、苫小牧青年会議所設立55周年の記念すべき年を迎えられました事、衷心よりお祝い申し上げます。
私は苫小牧青年会議所に10年間在籍させて頂き、色々な事業活動を通して、決してお金では買えない良い仲間にめぐり合い、沢山の勉強をさせて頂き、その後の人生に大いに役立たせて頂いております。
多くの事業の中で特に記憶に残る失敗事業がありました。それは苫小牧港祭りに参画した時の事です。祭り広場で無料のチビッ子金魚すくい大会を開催しましたが、初日開店と同時に裏稼業の人達6名に囲まれ、営業妨害だから即刻中止しろと強く攻め立てられました。私としては今までこの準備の為に努力してきたメンバーの事も考え、また若い正義感から強力に抵抗し、一発触発の状況になり、周りにいたメンバーから制止がかかり、止む無く中止したと言う事がありました。
また多くの事業活動を通して学ばせて頂いた中で二つの大きな事があります。
一つ目は、全く利害関係のないJC仲間は勿論の事、その他の団体においても同様、その中で指導力を発揮するには、普段から真面目にこつこつと活動する事がいざと言う時に、非常に役立つと言う事を気付かせていただきました。
二つ目は、メンバーが各事業に積極的に参加するか、しないかは、各自がJCの綱領やスローガン達成に向かって、本音を捨ててどれだけ努力出来るかにかかっているのではと考えておりました。そんな事から当事、私なりには、JCでの修練とは、建て前に本音を最大限に近づける訓練だと理解させて頂きました。
この考え方はその後の人生においても変わらず、現在は楽しい日暮しの出来る、住みよい世の中づくりの仲間に入れて頂き、神仏の教えを日々の生活で正しく実践して、菩薩に近づける様に努力中です。一生の課題として頑張ります。
最後になりましたが、現役メンバーにおかれましては、高橋理事長の下、一致団結して、実り多い55周年の年になります様、益々のご活躍をご祈念申し上げ私の徒然日記とさせて頂きます。
次回徒然日記紹介:成田 繁先輩
【事務局より】
柏木OB会長ありがとうございました。私たちの知らない当時のお話し、もっと聞きたいです。また機会がありましたらゆっくりお聞かせ下さい。
それでは次回は柏木OB会長よりご紹介いただいた成田 繁先輩となります。ご期待ください!!