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市民自治推進委員会 運営方針

市民主導となるために
委員長 中江 友紀
 行政は、より良いまちを創造するために市民を主役とするまちづくりを目指した施策や条例を制定し、市民自治を謳ってきました。しかし、昨年行政が行ったアンケートでは地域活動への関心はあっても、約7割の市民は活動に参加しておらず、まちづくりは行政に任せきりとなっています。苫小牧市のシンクタンクを担う団体として、行政や関係団体と共に市民が主役から主導となるまちづくりを次代へ託す苫小牧を創造することが必要です。
 そのためには、行政が示す市民自治推進による市民が主役となるまちづくりに関わる条例や施策を調査し、行政と共に市民自治推進を阻む障壁とは何かを明確にしてまいります。そして、市民主導のまちづくりの基礎を創るために、行政へ障壁の打開策を提示し、行政の行う市民自治政策の敷居を下げ、市民がまちづくりの空気に触れて、気づく楽しさや未来への希望、また充実感を生み出す源を検証することで、行政主導による市民自治の盲点を研究してまいります。さらに、市民によるまちづくりを、より効果的に運営していくために、市民と行政が互いに身近に感じられる風通しの良い行政機関に改善する社会実験を行い、行政と共に検証し持続的な市民主導のまちづくりの体制を築き上げてまいります。また、地域に市民が主導のまちづくりであることを根付かせ、市民主導の苫小牧にするために、オピニオンリーダーとして行政と市民の架け橋となり、様々な社会問題を市民へ向けて発信し、行政が何をしようとしているのかを行政と共に伝え市民が理解し、ポジティブに捉え市民自ら解決に向かう意思が示される制度などのシステムを築いてまいります。
 我々が市民との架け橋となり開けた行政へと改新し、呼び起こされた市民の意識を裏付けとした盤石なまちづくりが、苫小牧の未来像を作り上げます。持続的なまちづくりが苫小牧の未来を明るく照らすものとなり、次代に苫小牧を残していくことを確信いたします。


<事業計画>
1.苫小牧市の市民自治推進における障壁の調査、研究
2.苫小牧市の市民自治推進に関わる例会の企画、運営
3.未来の苫小牧市における市民自治の理想型の社会実験、提言、発信
4.会員拡大の推進と実施
5.他委員会との協働

<事業目的>
1.市民自治の障壁を明確にし、市民主導のまちづくりの施策となることを目的とする。
2.市民自治を効果的に行うために、行政、市民の垣根を外し提言することを目的とする。
3.開かれた行政により市民主導の持続的なまちづくりを次代に残すことを目的とする。
4.明るい豊かな苫小牧を持続的に創造していくために次代につなぐことを目的とする。
5.他委員会と協調し合いJC運動の可能性を高めあうことを目的とする。

【市民自治推進委員会】
委員長  中江 友紀
副委員長 本庄 政和
幹事   谷 英彰
委員   佐藤 章一
委員   長田 将平