政策・拡大室 運営方針
輪の拡大
室長 杉村 原生
私達が住まう地域の発展には先輩諸氏が紡いできた歴史の恩恵があり、その勇気ある一歩の積み重なりが現在の苫小牧を形成してきました。次代を担う若者達に地域を託す責任世代には、閉塞感漂う社会の中でも躍動感溢れる未来が切り拓ける事を伝える責任があります。より良い次代の創造に向けて、地域に無関心な人々が気付きを得て、未来に託すべき地域の形について対話を繰り返す事から、住まう人々の意識変革を導く必要があります。 そのためには、身の回りに在る様々な社会問題と向き合い、原因の追究から次代を見据えて、地域と住まう人々が成すべき形を模索して参ります。そして、次代に向けて地域と共に歩むために、地域が果たす役割や環境がいかに重要であるか検証するよう促し、責任世代が本質を掴み取る意識の向上を推進して参ります。さらに、次代を担う若者達の自発性を喚起するために、地域の現状や未来について共に考える機会を創出させ、担い手が行動を起こす下支えをして参ります。また、未知の領域を切り拓き意欲的な会員拡大を継続してゆくために、これまでに蓄積した情報や実績をもとに組織力を駆使した戦略を共有するよう導き、ＬＯＭ全体での会員拡大活動に臨む環境を整えて参ります。そして、地域全体の意識変革を促すために、青年会議所活動の魅力に磨きをかける事で、私達の運動が責任世代と共に学び連携を深める足掛かりとなるよう導いて参ります。いつの時代でも自らが未来を照らせる次代のため、地域がどうあるべきか議論し、住まう人々に向けて共に考え、共に歩む同志としての意識喚起を促す事で、変革の輪の更なる拡大を導いて参ります。
多くの同志達が次代への意識を高めて、その繋がりが変革の連鎖を生み、目指すべき地域の未来に近づく力強い一歩を踏み出す事ができます。そうする事で変革の輪が幾重にも増え続けて、その結果が明るい豊かな「とまこまい」の創造に繋がると確信しております。